CDM 330C Manual

September 7, 2022 | Author: Anonymous | Category: N/A
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第7664号 

製品説明書  ベクトルマルチメータ  ( カ ラ ー LCD)  

CDM-330  (Ver

3.03)

第 5 版   2014年  11月   第 4 版   2013年   9月   第 3 版   2013年   8月   第 2 版   2013年   2月   初   版   2012年  12月  

〒 144-0033 東 京 都 大 田 区 東 糀 谷 6 丁 目 4 番 17 号   OT A テ ク ノ CORE 301 TEL : 03-6423-81 03-6423-8122 22 FAX : 03-6423-81 03-6423-8123 23

E-mail : [email protected]

ホ ー ム ペ ー ジ   http://www.densokutechno.co.jp

 

 

ご使用にあたって必ず守って頂きたいこと 

○測定中に電池蓋を空けたり、電池にふれたりしないで下さい。 (感電の危険があります。) 

○オプション機器の着脱および電池交換は本器の電源を切り測 定 対 象 物 か ら 電 圧 リ ー ド 線 の 接 続 を 外 し て 行 っ て 下 さ い 。 

 

 

 

ご使用の前に  CDM-330Cを 使 用 し て 安 全 で 確 実 な 試 験 を 行 う た め 、 本 書 を 一 読 す る こ と を お 勧 め し ま す 。  

- 御 注 意 -   ○   電 源 投 入 直 後 次 の 画 面 に 切 り 替 わ る 2秒 間 の 間 に 画 面 に 表 示 さ れ た Condition SetUpを タ ッ チ す る と 日 時 等 を 設 定 す る 画 面 に 移 動 で き ま す 。  

DATE

・DATE

日 付 け の 変 更 で す  

10   NO N OV . 20 12

00 : 00 : 00

変 更 部 分 を タ ッ チ し て 矢 印 ボ タ ン で   増 減 し 「 SET」 を タ ッ チ し て 確 定 。   ・PRINT

YES/NO

PRINT

 

YES   NO

L C D

 

YES   NO

DATE

オ プ シ ョ ン の プ リ ン タ ー   (PR-332)に 日 付 け を 印 刷  

「 す る /し な い 」 の 設 定 で す 。   ・LCD

EN ENDD

画 面 に 日 付 け を 表 示 「 す る /し な い 」   の 設 定 で す 。   上 記 の PRINT設 定 と 同 様 手 法 で 設 定 で き ま す 。  

○   CDM-330Cの 付 属 ク ラ ン プ CT( CT

25C形

)の絶縁耐圧について

耐 電 圧 は A C 5 0 0 V で す 。 ( オ プ シ ョ ン の C T - 2 3 B の 耐 圧 は A C 1 5 0 0 V)   電圧回路の回路電流を測定する場合は、必ず被覆された配線の上からクランプして下  

さい。 

○   CDM-330Cの 周 波 数 測 定 は 電 圧 側 の 周 波 数 を 表 示 し ま す が 、 全 く 電 圧 入 力 が 無 い 場 合 は 自動的に電流側の入力周波数を測定します。  電圧・電流測定は1周期をサンプリングして実効値を求める方式を採用しているので、  

残留電流のような多量の高調波を含んだ 電流測定は基準となる電圧を入力しておく

 

ことにより、微少電流領域まで正確に測定ができます。  

○  電圧を入力できず電流計測を行う場合は、不要な誘導入力により誤計測を防ぐためリ  

ー ド 線 を 短 格 し て お く か 、 CDMか ら 抜 い て 下 さ い 。  

○   使 用 す る 電 池 は 、 単 3 の ア ル カ リ ( LR-6) を 8本 ( 4本 を 組 と し て 並 列 ) 使 用 し て い ま す 。 バ ッ テ リ ー 寿 命 は 約 6.5時 間 で す 。   (電 池 4本 で も 動 作 可 能 で す が バ ッ テ リ ー の 寿 命 は 1/2の 3 時 間 程 度 で す 。 )

Ⅰ    

SET

 

○  バ ッ テ リ ー 表 示 変 化   バ ッ テ リ ー 残 量 時 間

( 約

2 .5

 

時 間 以 上 ) ( 約

2 . 5

時 間 ) ( 約

1 . 5

時 間 ) ( 約

4 0

分 )

 

○  内 蔵 さ れ て い る 電 池 電 圧 の 測 定 に つ い て   C D M は 直 流 電 圧 の 測 定 機 能 が あ り ま す 。 こ の 機 能 を 使 っ て C D M の 電 池 B O X の 電 池 電 圧

を測定できますが、次のことに御注意下さい。  

・ 内 蔵 電 池 電 圧 の 測 定 は 、 V 側 の 端 子 の リ ー ド 線 を 電 池 の プ ラ ス 端 子 に 接 続 す れ ば   計 測 で き ま す 。 C O M 側 の リ ー ド 線 の 接 続 は 必 要 あ り ま せ ん 。  

電 圧 入 力 端 子 の C O M 側 は 内 蔵 電 池 の マ イ ナ ス 側 に 接 続 さ れ て い ま す 。 C O M 側   のリード線を電池のプラスに接続すると電池をリード線で短格することになり、  

内蔵されているフューズが切れます。  

○  ク ラ ン プ C T の 取 扱 い に つ い て   付 属 の ク ラ ン プ CTは 狭 い 所 で も 測 定 が 可 能 な よ う に ク ラ ン プ 部 は 薄 く 、 首 も 90°  折れ曲がる構造です。  取 扱 方 法 に よ っ て は 、 CTの 鉄 芯 嵌 合 部 分 が ず れ た り 、 曲 が っ た り し て 噛 み 合 わ せ   が悪くなり使用できなくなる場合があります。   このようなことが発生しないように取扱いは次のようにして下さい。  

・   ク ラ ン プ CT で ク ラ ン プ し た 線 を 引 っ 張 ら な い 。  

・   複 数 の 電 線 か ら 1本 を 探 す と き

クランプで選り分けない

(これを行うと嵌合部が合わなくなります) 

・   ク ラ ン プ CT に 荷 重 を か け な い 。  

・   ク ラ ン プ CT は 出 来 る 限 り ソ フ ト に 取 扱 っ て 下 さ い 。  

Ⅱ   

 

目 

次 

1.概 

要 

1

2.特 

徴 

2

3.仕 

様 

4

4 . 外  観  図  

10

5.表示画面例 

11

6.取扱方法 

14

7.高調波分析 

18

8.オプション 

19

・ 時 間 計 モ ジ ュ ー ル (MCS-330) ・ CTセ レ ク タ モ ジ ュ ー ル (CT-03BU) ・ 電 圧 ― 位 相 モ ジ ュ ー ル (CAD-230, CAD-240) ・ プ リ ン タ モ ジ ュ ー ル (PR-332) ・ マ ザ ー ユ ニ ッ ト (TU-330) ・ マ ザ ー ユ ニ ッ ト (TU-331B) ・ DCク ラ ン プ CT(DCT-23) ・ ACア ダ プ タ (ACA-332) ・ 収 納 ケ ー ス (TU-333)

9.オプションのキー操作 

24

10. 付  属  品  

27

11.オ プ シ ョ ン 一 覧 と 消 耗 品 リ ス ト  

28

12.各 オ プ シ ョ ン 個 別 仕 様 ( 取 扱 説 明 書 含 む )  

29

Ⅲ 

 

 

1. 

概 

要 

本器は、電圧・電流の時々刻々の変化をディジタル処理により数値、またはベクトル図、 或いは波形でダイナミックに表現します。  従来の数値だけに頼る計測器では得られなかった簡明でわかりやすい試験が行えます。   本器は、標準構成でも十分な能力を発揮しますが、さらにオプションモジュールの使用

に よ り 時 間 測 定 、 DCク ラ ン プ に よ る 電 流 測 定 、 三 相 交 流 電 流 と そ の 位 相 角 の 測 定 、 並 び に 電 圧 / 電 圧 間 の 位 相 角 測 定 、 そ の 他 オ プ シ ョ ン の ACア ダ プ タ 、 プ リ ン タ モ ジ ュ ー ル 等 を 用 いて能率良く安全確実に試験を行えます。  尚、本体とオプション類を結線収納するマザーユニットを別途御用意しております。  

- 1 -

 

2. 

特 

徴 

○  電圧、電流と、その位相角、並に周波数を同時に一括表示します。  

○  有効電力、皮相電力、無効電力、力率を同時に一括表示します。  

○  電圧、電流を波形で表示  入力されている電圧と電流の時々刻々の変化を波形で表示します。  

○  電圧、電流をベクトル図で表示  入力されている電圧と電流の時々刻々の変化をベクトル図で表示します。  

○  レンジは自動で行います  数値、波形或いはベクトル図のすべての表示モードで自動レンジが働きます。  

○   時 間 測 定 が で き ま す ( オ プ シ ョ ン モ ジ ュ ー ル   MCS-330)   スタートからストップまでの時間測定の他、単発、繰り返しの時間測定が行えます。  

測定結果は、画面にチャタリング状態を含めロジック図として表示されますので、

 

信頼性の高い試験が行えます。 

○   三 相 交 流 電 流 の 測 定 が で き ま す ( オ プ シ ョ ン モ ジ ュ ー ル   CT-03BU)   ク ラ ン プ CTを 3 本 使 用 し て 、 3 箇 所 か ら の 入 力 と 基 準 電 圧 入 力 の 都 合 4 要 素 を 、 入 力 状 態 に 追 従 し た 4相 の ベ ク ト ル 図 と 数 値 で 表 示 し ま す 。   * CT-03BUは 小 型 マ ザ ー ユ ニ ッ ト ( TU-331B) に は セ ッ ト 済 で 納 入 さ れ ま す 。   大 型 マ ザ ー ユ ニ ッ ト (TU-330)に も セ ッ ト で き ま す が 、 別 途 指 定   の オ プ シ ョ ン で す 。  

○   直 流 電 流 を ク ラ ン プ CTで 測 定 で き ま す ( オ プ シ ョ ン   DCT-23)   回 路 を 切 り 離 す こ と な く 、 ク ラ ン プ CT で 直 流 電 流 を 図 と 数 値 で 表 示 で き ま す 。   突入電流など過渡現象の観測などに使用してください。  

○   交 流 電 源 ( AC90~ 264V) か ら も 駆 動 で き ま す 。   ( オ プ シ ョ ン   ACA-332)  

○   プ リ ン タ が 接 続 で き ま す ( オ プ シ ョ ン モ ジ ュ ー ル   PR-332)   表 示 画 面 を そ の ま ま コ ピ ー で き ま す 。 * PR-330と の 互 換 性 は あ り ま せ ん 。   注 意 : 旧 バ ー ジ ョ ン の C D M - 3 3 0よ り も 画 面 が 縮 小 し て 印 刷 さ れ ま す 。   印 刷 さ れ た 寸 法 は   横   40m m  

×  縦   32m m   の 大 き さ で す 。  

- 2 -

 

○  マザーユニットの選択について  オプションを含めた全品を結線収納するマザーユニットと三相電流とその位相角測 定に特化したマザーユニットが用意されています。本品はキャリングケースとして使 用できます。  TU-330( 多 く の オ プ シ ョ ン を 収 納 で き ま す )  

TU-331B( 三 相 電 流 と そ の 位 相 角 の 測 定 機 能 を 内 蔵 ,CT-25C 2台 付 属 )  

- 3 -

 

3. 

仕 

■  電 

源 

・電 

圧 

6 V ( 1 . 5 V× 4 × 2 )  

様 

LR6( ア ル カ リ 単 3乾 電 池 )  

単 3, 4 本 で も 動 作 し ま す が 使 用 時 間 が 短 縮 し ま す 。   ( ACア ダ プ タ に よ り 供 給 も 可 能 )   ・電池寿命 

約 6.5時 間   LOW BATT

の 表 示 機 能 あ り (LOW BATT

が表示されて

いても仕様は保証されます)

■   カ レ ン ダ ー 電 池   カ レ ン ダ ー 用 電 池 が 内 蔵 さ れ て い ま す 。 設 計 寿 命 は 約 10年 で す 。   カ レ ン ダ ー 機 能 を 設 定 し て も 、 短 時 間 の う ち に 表 示 時 刻 が 大 幅 に   ず れ た り 、 意 味 不 明 な 内 容 が 表 示 さ れ た 場 合 は 、 電 池 寿 命 と 考 え   交 換 が 必 要 で す 。   な お 、 電 池 交 換 は 弊 社 工 場 で の お 取 替 え と さ せ て い た だ き ま す 。  

■   耐  電  圧  

樹 脂 ケ ー ス - 入 力 端 子 /金 属 コ ネ ク タ   AC2000V

■  使用温度範囲  湿度範囲 

50/60Hz

1分 間  

0℃   ~   40℃   20%   ~   95% ( 非 結 露 状 態 )  

■   表  示  部   ・ 液 晶 カ ラ ー TFT表 示 器   ・ビットフォーマット 

320×240ド ッ ト  

・ドットピッチ 

0 . 0 7 3×0.219

㎜ 

・有効表示面積 

5 2 . 0 0×68.00

㎜ 

・表示内容  (1) 基 本 セ ッ ト  

①測定値表示(電圧,電流,位相角,周波数)   ②測定値+ベクトル図表示  ③測定値+入力波形とピーク値表示  ④有効電力  皮相電力  無効電力  力率表示  ⑤交流電圧,直流電圧,交流電流,位相角,周波数表示   ⑥ 高 調 波 分 析 測 定 値 + ベ ク ト ル 表 示 ( 電 圧 ,電 流 )   (2) オ プ シ ョ ン  

①単相交流電圧と三相交流電流とその位相角測定表示 

(CTセレクタモジュール 利用)

② 単 相 交 流 電 圧 と 三 相 交 流 電 流 と そ の 位 相 角 ヘ ゙ ク ト ル 表 示  (CTセレクタモジュール 利用) ③電圧  -  電圧間  位相角表示  - 4 -

( V - P H A S Eモ シ ゙ ュ ー ル 利用)

 

④時間測定値+タイミングチャート 

( M C Sモ シ ゙ ュ ー ル 利用)

⑤直流電流と入力波形によるピーク値表示 

(DCクランプ 使用)

■  入力部  ・入力チャンネル数 

基本セット 

2チ ャ ン ネ ル ( 電 圧 , 電 流 各 1要 素 )  

オプション利用 

計 4チ ャ ン ネ ル ( CTセ レ ク タ 利 用 )   ( 電 圧 1要 素 , 電 流 3要 素 )  

電  入力回路 

圧 

電 

1 回 路 ( I N P U T) 注 1  

1回 路 ( REF)  

入 力 イ ン ヒ ゚ ー タ ゙ ン ス 

約 1MΩ  

レンジ 

流 

ゼロ負担方式 

オート/マニュアル  1.5/15/150/300 (V)

オート/マニュアル  0.01/0.1/1/5/20 (A)

レ ン ジ の ×1. 2ま で 測 定   レ ン ジ の ×1. 2ま で 測 定   最大許容入力 

4 00 [ V ] r m s

24[ A] rms

(600[ V] peak)

耐電圧 

電 圧 ― 電 流 ( ク ラ ン プ 鉄 心 ) 間   AC500V

注1

1分 間  

50/60Hz

  INPUT側 は DCク ラ ン プ CTも 御 使 用 に な れ ま す ( オ プ シ ョ ン )   D C 電 流 の 測 定 範 囲 は M A X 2 0 0 A で す 。 ( 2 0 / 2 0 0 Aの 2 レ ン ジ )  

■   A/D変 換 部   ・分解能 

14ビ ッ ト ( 高 速 逐 次 比 較 型   A/D)  

・サンプル速度 

100μ s~ 100ms

・サンプル方式 

REF. INPUT同 時 サ ン プ リ ン グ 方 式  

・メモリ容量 

約 16Kバ イ ト ( 4000ポ イ ン ト )   注2

■  表示更新時間 

自動切換 

注2

 

  交 流 測 定 は 1 0 0 μs ~ 1 m s

DC測 定  

約 0.1秒  

AC測 定  

約 0.3秒  

■  表示部機能  ・表示内容 

①測定値+ベクトル図表示  REF並 び に INPUTに 入 力 さ れ て い る 入 力 波 形 を 同 時 に サ ン プ リ  

ングして、ベクトル図と数値で表示します。  ②測定値+入力波形表示  REF並 び に INPUTに 入 力 さ れ て い る 入 力 波 形 と 測 定 値 を 、 2 要

素同時にサンプリングして波形と数値で表示します。  ③有効電力、皮相電力、無効電力、力率表示  入力の瞬時値を逐次記憶してディジタル処理を行い、表示し  

ます。  - 5 -

 

④電圧・電流、位相角、周波数表示  入力の瞬時値を逐次記憶して実効値計算を行い、電圧・電流 を数値で表示します。 

 

位相角、周波数については記憶された波形をディジタル処理 をして、数値として表示します。  

 

・ベクトルフォーマット  入力値を単相のベクトルで表示します。  CTセ レ ク タ を 使 用 し た 三 相 ベ ク ト ル の 表 示 は 、 Y( ス タ ー ) 結  

線の接続をしているものとして作図します。このときの基準は、   REF側 の 電 圧 に な り ま す 。  

・グリッド  ベクトル表示モードで円グリッドを表示します。 

・ベクトルスケーリング  そのレンジの定格値を、最も外側の円グリッドとして作図します。 (自動スケール) 

 

■  オシロ機能  波形測定機能を利用して、次のような測定ができます。   ・  短時間から長時間に渡る現象を波形で、表示できます。   ・   DCク ラ ン プ を 利 用 す る と 、 回 路 を 切 断 す る こ と 無 く DCの 過 度 電 流 の 状 態 を   画面に表示できます。  ・   表 示 さ れ て い る 任 意 の 2点 間 を カ ー ソ ル で 指 定 し て 時 間 を 測 定 で き ま す 。   ・  表示されている任意の点にカーソルを合わせ、スケーリングを行うことができ  

ます。 

■  高調波分析機能  電 圧 ・ 電 流 と も 数 値 と グ ラ フ で 表 示 さ れ ま す 。 分 析 数 は 2次 ~ 15次 で す 。  

注   ク ラ ン プ CTを 含 め た 本 器 の 周 波 数 特 性 は 、 500H z 付 近 が カ ッ ト オ フ 周 波 数 に な っ て い ま す 。 電 圧 、 電 流 を ON/OFF し た よ う な 急 激 な 変 化 の 波 形 に つ い て は 立 上 り 、 立 下 り 付 近 の 波 形 の 再 現 性 が や や 悪 く な り ま す 。 ( 過 度 部 分 が 1msec程 度 の 傾 斜 を持ちます) 

■  時間・カレンダー  現在時刻とカレンダーを表示します。  表 示 の O N / O F F、 時 刻 修 正 は オ ー プ ン 画 面 で  

- 6 -

ondition SetUp  SetUp  

をタッチして行います。 

 

■  測定機能  ・交流測定  交流電圧 

交流電流 

交流電力 

デジタル処理方式  測定方式 

レ  ン  ジ  (オート/マニュアル)

√ (Σ (Σ2)/ N

√ (Σ (Σ2)/ N

1.5/15/150/300

0.01/0.1/1/5/20

(V)

 

確 

度 

力率の影響 



0.01W~ 10kW ( 電 圧, 電 流レ ン シ ゙ に依 存 )

(A)

周波数範囲  注1



(Σ V ・Σ A )/ N  

45~ 65Hz

・ ±0.5%  of range (レンジの 10~ 120%)

・ 0.1/1/5/20(A) ±1.0% of range ・ 10mA range ±2.0% of range (レンジの 10~ 120%)

―  

・ 0.1/1/5/20(A) ±1.5% of range ・ 10mA range ±2.5% of range (レンジの 10~ 120%) c os φ = 0 . 5 に て   ±2.5% of range   以 下  

―  

・直流測定  直流電圧 

直流電流 

測定方式 

(オート/マニュアル) 注1

確 

 

度 

 

直流電力 

注2

 

デジタル処理方式  Σ Vi/ N  

レ  ン  ジ 

注2

Σ Ai/ N  

1.5/15/150/300

20/200

(V)

(A)

・ 15/150/300(V) ±0.5% of range ・ 1.5V range ±0.5% of range ±5digit (レンジの 10~ 120%)

・ ±3.0% of range (レンジの 10~ 100%)

(Σ Vi・Σ Ai)/ N   10W~ 100kW ( 電 圧, 電 流レ ン シ ゙ に依 存 )

・ ±4.0% of range (レンジの 10~ 100%)

・位相角  位  相  角  測定方式  レ  ン  ジ   注1

  有効入力範囲  と  確  度 

デジタル処理方式  0~ 359.9° ( 電 圧 に 対 す る 電 流 の 遅 れ 角 表 示 )  

○ 電 流   0 . 1 / 1 / 5 / 2 0 ( A ) レ ン シ ゙ :   2 0 % ~ 1 2 0 % ±3 ±3 °   10%~ 20%未 満  ±4°  1 0 m A レ ン シ ゙ :   1 0 0 % ~ 1 2 0 % ± 5° 5°   1mA 下 が る ご と に ± 1 ° 加 算   最 小 位 相 角 測 定 可 能 入 力 電 流  2mA ○ 電 圧   1.5/15/150/300(V) 3 0% ~ 1 2 0 %:   各 レ ン ジ 左 記 範 囲 に 於 い て 対 電 流 と の 位 相 角   確度を保証(この範囲で使用する場合、電圧特 性の考慮は不要です。)  1 0% ~ 3 0 % 未 満 :   測 定 確 度 に ± 1 ° 加 算   ( 対 電 流 に 対 し 電 圧 入 力 値 を 各 レ ン ジ の 30%未 満で使用する場合を示します。) 

- 7 -

 

・周波数  周   波   数 ( 45.0~ 65.0 Hz)   測定方式 

デジタル処理方式 

レンジ(オート/マニュアル) 確  度 

注1

1.5/15/150/300

(V)

±0.1% of rdg

 

0.01/0.1/1/5/20

(A)

(レ ン ジ の 100% に 於 て )

注1

  確 度 は す べ て AVG KEY使 用 で 正 弦 波 入 力 の 値 で す 。  

注2

  オ プ シ ョ ン D C T - 2 3を 使 用 し た 時 の 値 で す 。  

■  演算機能  皮相電力  演  算  式  確 

無効電力  Vrms・Arms Vrms・

Vrms・ Arms

度 

力 

  2

-W



率 

W/ Vrms・ Arms

測定機能に依存 

演  算 精 度

表 示 値 の 1 digit 

■  測定値と表示桁数  ・交流電圧、電流、電力表示  交  流  電   圧  測  定   レ  ン  ジ  

1.5 (V)

表示桁数 

3 桁 

最大表示 

1.80 (V)

15 (V)

150 (V)

300 (V)

4 桁  18.00 (V)

180.0 (V)

360.0 (V)

交  流  電  流   測  定   レ  ン  ジ  

10 (mA)

表示桁数 

3 桁 

最大表示 

12.0 (mA)

100 (mA)

1 (A)

5 (A)

20 (A)

4 桁  120.0 (mA)

1.200 (A)

6.000 (A)

交流電力測定  0.00(mW)~ ±8.640(kW)

(360V×24A×cos0°)

- 8 -

24.00 (A)

 

・直流電圧、電流、電力表示  直  流  電   圧  測  定   レ  ン  ジ  

1.5 (V)

表示桁数 

3 桁 

最大表示 

15 (V)

注1

 

150 (V)

300 (V)

4 桁 

1.80 (V)

18.00 (V)

180.0 (V)

360.0 (V)

直  流  電   流  測  定   レ  ン  ジ  

20

(A)

200

表示桁数 

(A)

4 桁 

最大表示 

24.00

(A)

200.0

(A)

直流電力  0.0(W)~ 7.200(kW)

(360V×200A)

・位相角表示  ノーマル  アベレージ 

0゜   ~   359゜   0.0゜   ~   359.9゜  

・周波数表示  ノーマル 

45.0

~   65.0

( Hz)  

アベレージ 

45.00

~   65.00 ( Hz)  

■  計測値からの計算表示  ・皮相電力 

0.00( mVA)   ~   8.640( kVA)  

・無効電力 

0.00( mvar)  ~   8.640( kvar)  

・力 

0.000

率 

~   ± 1 . 0 0 0( P F )  

■  高調波分析機能  ・測定レンジ  電圧 

1.5/15/150/300( V)  

電流 

10/100( mA) , 1/5/20( A)  

測定範囲 

各 レ ン ジ の 10~ 120%  

分解能 

0 . 1 %   最 大 表 示 1 0 0 . 0%  

確度 

表 示 10.0% に 於 い て 2次 ~ 5 次 : -2digit 6次 ~ 15次 : 1次 ご と に -3digitを 加 算  

測定時間 

■  外形寸法(本体)  ■  

質 量  

約 0.5秒 ( 0.5秒 ご と に 高 調 波 の 表 示 が 更 新 さ れ ま す )  

W= 100

H= 225

D= 70

(単 位 : mm)

550[g](本 体 の み )、 750[g](本 体   +   単 3電 池 8本 )

- 9 -

 

4. 

外観図 

R EF

V

CO M

  UT IN P

DC C T

AC C T

MAX

MAX

MAX

200A

360V

V E C TO T O R M UL UL TI TI V EC TO R

W A V  E



24A

 

MET TE ER

C HA RA CTE R

    5     2     2

C DM - 33 0 C

    R     O     T     C     T     E     U     N     O     O     /     C     N  .     I     T     X     E

M ad e i n J ap an

O PTI ON MO DU LE V-V

CT  

Ф

SEL

MCS  

PO WER

PO WER

ON

OFF

(RESET) OP TI ON PR OG RAM

ON

AC

DC

V I  Ф F

V I

AVG

W  

W VA VAR VAR PF

D I S P CWAHAVERA CTE R M O D E V ECT OR

R AN GE A UTO

OS CIL LO TIME WIDTH ( P 1 - P 2 )

H OL D

AXIS

TIME AXIS     R     O     T     C    P     A    A

MA NU

    D     A

12 100

70

 

- 10 -

 

5. 

表示画面例 

表示画面は、測定した結果を表示するエリアと現在情報をわかりやすく伝えるガイダン スエリアに分かれています。この分割はどのモードで計測表示しても同一形態です。(次 頁以降のガイダンスエリアの表示は省略しているものもあります)  

BAT.

10 DEC. 2012 00:00:00 REAL



1 5 0. 3V

 

1 5 0. 0V

I1

5. 0 0 3A

 

5. 0 0 0A

Φ1 I2 Φ2 I3 Φ3 計測画面 

AVRG

30゜  

5. 0 0 3A     150゜ 5. 0 0 3A   270゜

3 0. 0 ° 5. 0 0 2A 1 5 0. 0 ° 5. 0 0 0A 2 7 0. 2 °

HOLD   O N   O F F A VE VE RA R A GE GE O N   O F F V-RANGE   1 . 5V 5V 1 5V 5 V   150V   3 0 0 V AT I -R - R AN A N GE G E 1 0m 0 m A 10 1 0 0m 0 m A 1A 1A   5 A   2 0 A AT AC   V   I   Φ   CT-03BU

ガイダンスエリア 

こ の 画 面 は CTセ レ ク タ モ ジ ュ ー ル ( CT-03BU) を 使 用 し た 場 合 の 表 示 で す 。   CT-03BUは 大 型 の マ ザ ー ユ ニ ッ ト ( TU-330) に セ ッ ト で き ま す 。  

尚 、 TU-331Bを お 求 め に な る と CT-03BU( CT-25C

2台 付 属 ) が セ ッ ト さ

れ て い ま す の で 直 ぐ に 三 相 電 流 と そ の 位 相 角 を 測 定 で き ま す 。  

- 11 -

 

( 1 )   CDM本 体 で の 表 示 (オ プ シ ョ ン を 使 用 し な い 場 合 ) ①基本表示  ・キャラクタ表示  BAT.

・波形表示  BAT.

10 DEC. 2012 00:00:00

10 DEC. 2012 00:00:00

V

11

  100.1



5

Φ

35 9 °

3

I 5.2mA

5

Hz

HOLD   ON   OF F A VE VE R AG AG E O N   OF F V-RANGE   1.5V 15V 15V   150V   3 0 0 V I - R AN AN G E 1 0 mA mA 1 0 0m 0m A 1 A   5A   2 0 A AC   V   I   Φ   F

0 1 0 (mS) 2 0 ON   OF F 30mS   3 0 0 m S 3 S 1 . 5 V 15 15 V   150V   3 0 0 V 10mA   1 0 0 m A 1 A 5 A 2 0 A

HOLD   X-AXIS   V-RANGE   I-RANGE   AC

AT AT

 

30 AT AT

SAMPLE=100uS

・ベクトル表示  BAT.

10 DEC. 2012 00:00:00 V

V 1.228V Φ

178.5 ° I 7.67mA I HOLD   ON   OF F AVERAGE   ON   OF F V - RRAA N GE GE 1 . 5V 5V   1 5 V 1 5 0 V 3 0 0 V I-RANGE   10mA   1 0 0 m A 1 A 5 A 2 0 A AC

AT AT

②その他の表示  ・現在値と平均値表示(交流/直流)  BA T.

BAT.

10 D EC. 2012 00:0 0:00 REAL

0. 3 1 1

 A

 

1 0. 8 4   V

 

0. 3 1 1   A 0. 5 °

0 ° 5 0 . 0   Hz

 

10 DEC. 2012 00:00:00

V MAX 142.7V V MIN -142.5V V REAL -3.2V I MAX 7.1mA I MIN -7.0mA I REAL -6.8mA

AVRG

1 0.8 4   V

・ピーク値表示(交流/直流) 

4 9. 9 5   H z

0 HOLD AVERAGE   V-RANGE   I-RANGE I-R ANGE AC   V  

O N   OFF ON   OFF 1.5V   15V   150V   3 0 0 V 10mA 10m A 100mA 100mA   1A   5 A 2 0 A I Φ F

HOLD   X-AXIS   V-RANGE   I-RANGE   AC

AT AT

10

(mS)

20

ON   OF F 30mS   300mS 3S 1.5V 15V 15V   150V   3 0 0 V 10mA   1 0 0 m A 1 A 5 A 2 0 A

 

30 AT AT

SAMPLE=100uS

・電力表示(交流)  ( AVRG KEY ON)   BAT .

・電力表示(直流)  BA T.

10 D EC. 2 012 0 0:00:0 0 REAL

1 0 DE C. 201 2 00: 00 :00

AVRG

8 8 9 . 1 mW

 

8 7 3. 9m W

 

2V

1. 0 2 4V A

 

1 . 0 0 9 VA

 



5 0 8 . 9 mvar   5 0 4 . 4 mvar 0. 8 6 8P F

H OLD AVERAGE   V-RANGE   I-RANGE   AC   W

 

18 5 m W

0 . 8 6 6 PF

O ONN   OFF 1.5V 15V 15V   150V   3 0 0 V 10mA   1 0 0 m A 1 A 5 A 2 0 A  VA var PF

HOLD ONN    OFF OFF A V ER ER A GE GE  O V - RA RA N GE GE 1 . 5V 5V   15V   150V   3 0 0 V I-RANGE   20A   2 0 0 A   DC   W   V   I

AT AT

- 12 -

AT AT DCT

 

③オプションモジュール使用時の画面  ◎ C T セ レ ク タ モ ジ ュ ー ル ( C T - 0 3 B U) を 使 用 ( T U - 3 3 1 B に は 内 蔵 )   ・電圧と三相電流とその位相角表示  BA T .

・三相ベクトル表示  BAT. V 110.1V I1 5.003A 30 ° I2 5.003A 15 0 °

1 0 D E C. 2 0 1 2 0 0 : 0 0 : 0 0 V

1 1 0. 1V

I1

5. 0 0 3A

Φ1 I2 Φ2 I3 Φ3

30゜ 5. 0 0 3A

   

10 DEC. 2012 00:00:00 V

I1

I3

 

150゜ 5. 0 0 3A 270゜

I3 I2 5.006A 27 0 ° HOLD   ON   OF F A V ER ER A GE GE O N   OF F V-RANGE   1 . 5 V 15 15 V   150V   3 0 0 V AT I - RA RA N GE GE 1 0 mA mA 1 0 0 mA mA 1 A   5A   2 0 A AT AC CT-03BU

HOLD   ON   OFF A VE VE RA RA GE GE O N   OFF V-RANGE   1.5V 15V 15V   150V   30 0 V AT I-RANG I-R ANGE E 10m 10mA A 100mA 100mA 1A   5A   2 0 A AT AC   V   I   Φ   CT-03BU

◎ ミ リ セ コ ン ド カ ウ ン タ ( M C S - 3 3 0) を 使 用 し た 動 作 時 間 測 定   * MCS- 330は マ ザ ー ユ ニ ッ ト ( TU-330) に 装 着 で き ま す 。   BAT.

10 D E C . 2 0 1 2 0 0 : 0 0 :0 0

START

STOP 0

(mS)

TIME X -A -A XI XI S STATUS STATUS MODE

100

37.0mS

1 0m 0m S   100mS   1S 10S 100S   STANDSTAND-BY BY BUSY BUSY   END I N T ER V A L   ON E E-S SH HO OT T TR RA A IN IN

AT AT M CS

◎   電 圧 - 位 相 モ ジ ュ ー ル ( CAD-230,CAD-240)   電圧-電圧間の位相を測定するモジュールです。  C DM は 電 圧 に 対 し 電 流 の 遅 れ 角 で 位 相 を 表 示 で き ま す が 、 電 圧 対 電 圧 の 位 相

角を測定する場合は本オプションが必要です。   こ の オ プ シ ョ ン は CDMの 電 流 入 力 ジ ャ ッ ク に オ プ シ ョ ン の プ ラ グ を 差 し 込 み 使用します。  こ の オ プ シ ョ ン は 入 力 電 圧 範 囲 の 異 な る 2種 類 の オ プ シ ョ ン が あ り ま す 。   * 電 圧 測 定 は REF側 の み で INPUT側 の 電 圧 は 測 定 で き ま せ ん 。   R EF 側 に 入 力 で き る 最 大 電 圧 は 3 6 0 Vま で で す 、 I N P U T 側 は 位 相 比 較 の み に 入 力

するもので、電圧の大きさは測定できません。  CAD-240 は 位 相 測 定 の た め の INPUT側 電 圧 と し て AC50 ~ 450Vま で 入 力 可 能 で あ

り測定範囲です。  CAD-230は 60~ 120Vで す 。  

BA T.

1 0 D EC. 20 12 00: 00: 00 REAL

AVRG

V R E F   1 1 0. 0   V Ф

 

1 1 0. 0V

90°

H OLD O N   OF F AVERAGE   ON   OF F V-RANGE   1.5V   15 V   150V   3 0 0 V I-RANGE

AC   V   Φ

 

9 0. 1 °

V-VΦ

- 13 -

AT

CAD

 

6. 

取  扱  方  法 

■  各部の名称と機能 

● POWERキ ー ( ON/OFF )   本 器 の 電 源 O N / O F Fス イ ッ チ で す 。 O N / O F F 各 々 の ス イ ッ チ は 内 部 で 並 列 接 続 し て い る た め 、 い ず れ を 押 し て も ON/OFFを 繰 り 返 し ま す 。  

※ オ ー ト パ ワ ー オ フ 機 能 ・ ・ ・ バ ッ テ リ で 動 作 さ せ て い る 場 合 、 5分 間 ど の キ ー も 押 さ れ な か っ た と き に 自 動 的 に 電 源 OFFし ま す 。  

注   オ プ シ ョ ン の ACア ダ プ タ を 御 使 用 に な っ て い る 場 合 は 、 こ の 機 能 は 働 き ま せ ん 。 連続通電されます。 

● REF( V, COM) 端 子   電 圧 入 力 端 子 で す 。 ACま た は DC 電 圧 を 測 定 で き ま す 。 位 相 角 は こ こ に 入 力 さ れ た 電 圧 を 基 準 と し て INPUT側 と の 位 相 差 を 遅 れ 角 で 表 示 し ま す 。   そ の 他 、 周 波 数 測 定 も REFの 入 力 周 波 数 を 表 示 し ま す 。 ( 電 圧 の 入 力 が 無 い 場 合 は 電 流入力の周波数を表示します)  電圧測定を行わない場合は不要なノイズが入り誤測定を避けるため、電圧リード線を   短絡しておくか、本体から抜いておいてください。  

● INPUT( AC CT, DC CT) ジ ャ ッ ク   付 属 の ク ラ ン プ CTを 使 用 し て 、 電 流 測 定 が で き ま す 。   付 属 の CTは 交 流 電 流 専 用 で す が 、 オ プ シ ョ ン で 直 流 用 ク ラ ン プ CTも 用 意 さ れ て い ま す 。  

● ACキ ー ( V , I, Φ , F )   交 流 の 電 圧 (V)、 電 流 (I)、 位 相 角 (Φ )、 周 波 数 (F)の 測 定 に 使 用 し ま す 。   こ の キ ー を 押 し た 時 は   V, I, Φ , Fを 一 括 し て 測 定 表 示 し ま す 。  

● DCキ ー ( V , I)   直 流 の 電 圧 (V)、 電 流 (I)の 測 定 に 使 用 し ま す が 、 直 流 電 流 の 測 定 に は オ プ シ ョ ン の   DCク ラ ン プ CTが 必 要 で す 。  

- 14 -

 

● Wキ ー ( W, VA, VAR, PF)   Wが 押 さ れ た 時 、 現 在 の モ ー ド が AC測 定 モ ー ド か DC測 定 モ ー ド ど ち ら を 選 択 し て い る

かで表示内容が異なります。  〇  ACキ ー が 押 さ れ て AC測 定 モ ー ド の と き  W,VA,VAR,PFを 一 括 表 示 し ま す 。   〇  DCキ ー が 押 さ れ て DC測 定 モ ー ド の と き  W,V,Aを 一 括 表 示 し ま す 。  一 括 表 示 ま た は 単 一 表 示 の 切 換 は ACキ ー と 同 様 の 扱 い に な り ま す 。  

● DISP MODEキ ー   CHARACTER( 数 値 ) 、 WAVE ( 波 形 ) 、 WAVE( 波 形 + ピ ー ク 値 表 示 ) 、   VECTOR( ベ ク ト ル 図 ) の 各 表 示 の 切 換 に 使 用 し ま す 。  

注 

WAVE( 波 形 ) 、 VECTORは DCモ ー ド で は 指 定 で き ま せ ん 。   VECTORモ ー ド を 選 択 し て か ら の DCキ ー を 押 し た 場 合 は 、 自 動 的 に CHARACTER

(数値)表示になります。 

● RANGEキ ー ( AUTO, MANU)   電圧・電流レンジをオートにするかマニュアルにするかの選択を行うキーです。   ・ AUTOを 選 択 し た と き  

電圧・電流ともオートレンジが選択されます。 

・ MANUを 選 択 し た と き  

電圧レンジの選択画面がガイダンスエリアに表示されます

 

ので  

・ MANUを さ ら に 1 回 押 す と  

電流レンジの選択画面がガイダンスエリアに表示され ますので 

 

注 

を使用してレンジを決定して下さい。  

を使用してレンジを決定して下さい。 

AUTOモ ー ド か ら MANUを 押 し た 場 合 で も 、 レ ン ジ 選 択 を し な い (

または  を押

さ れ な い )と き は マ ニ ュ ア ル モ ー ド と し て 扱 わ れ ず 電 圧 、 ま た は 電 流 、 そ の 両 方 と も AUTOと し て 扱 い ま す 。  

● AVG/HOLDキ ー ( AVG, HOLD)   ・ AVG

CHARACTER( 数 値 ) と VECTOR ( ベ ク ト ル ) モ ー ド の と き 有 効 に な り ま す 。  

データは10個の移動平均として表示されます。 

・ HOLD

計測を中止して表示をホールドする押釦です。 

● OSCILLOキ ー ( AXIS、  

キー) 

波 形 表 示 モ ー ド で 使 用 し ま す 。 AXISキ ー は 、 ① 時 間 軸 の ス ケ ー ル 変 更 、 ② カ ー ソ ル の 移動(実線)、③カーソルの移動(点線)のトリプルスイッチになっていますので目 的 に 合 わ せ 御 使 用 下 さ い 。 AXISを 押 す ご と に 下 図 の よ う に モ ー ド が 切 り 換 わ り ま す 。   ①  時 間 軸 変 更 モ ー ド  → ② カ ー ソ ル 移 動 モ ー ド ( 実 線 ) → ③ カ ー ソ ル 移 動 モ ー ド ( 点 線 )

- 15 -

 

①  画 面 上 の 時 間 軸 の ス ケ ー ル を 変 更 す る   AXIS を 1回 押 す と 時 間 軸 を 変 更 す る モ ー ド に 入 り ま す 。  

を押すと時間軸を短くします。   を押すと逆に長くなります。  画面上の時間軸はその都度変更された値が表示されます。  ・  を押すごとに 

30ms →  0.3s →  3s →  30s →  300s ( 1 0 0 μs ) ( 1 0 0 μs ) ( 1 m s ) ( 1 0 m s ) ( 1 0 0 m s )

・  を押すごとに 

30ms ←  0.3s ←  3s ←  30s ←  300s ( 1 0 0 μs ) ( 1 0 0 μs ) ( 1 m s ) ( 1 0 m s ) ( 1 0 0 m s )

注 

サンプリングタイム( 

) 内 は 直 流 測 定 100μ s~ 100msの 間 で 自 動 的 に 設 定

されます。  エ リ ア ッ シ ン グ の 影 響 を 防 ぐ た め 、 交 流 測 定 の 時 間 軸 の 最 大 は 3sで す 。 こ の 時 の サ ン プ リ ン グ タ イ ム は 1msで す 。 直 流 測 定 で 長 時 間 の 現 象 を 観 測 す る 場 合 に は 30s、 300sの 時 間 軸 を 使 用 で き ま す 。  

②  画 面 上 の カ ー ソ ル ( 実 線 ) を 動 か す   AXIS を 上 記 に 続 い て も う 1度 押 す と 、 こ の モ ー ド が 選 択 さ れ 、 実 線 の カ ー ソ ル が 表 示

さ れ ま す 。 波 形 の 任 意 の カ ー ソ ル 位 置 の 前 後 1周 期 の 電 圧 、 電 流 並 び に 位 相 角 を 測 定 する場合に使用します。 

注 

50/60Hz付 近 で は 、 時 間 軸 を 0.3sま た は 3sで 測 定 し て カ ー ソ ル を 合 せ ま す 。  

時 間 軸 が 30msの 場 合 、 表 示 さ れ る 波 形 が 1 波 形 程 度 の た め カ ー ソ ル 移 動 を 行 っ ても計測値は変化しません。 

・  を押すと  カ ー ソ ル が 右 に 移 動 し ま す 。 さ ら に 、 波 形 +ピ ー ク 値 表 示 モ ー ド に   す る と (DISP MODEキ ー を 押 し て 切 り 換 え る )、 カ ー ソ ル の 位 置 (時 間 )に   おける電圧・電流値を表示します。  尚、このモードではカーソル位置に関係なく画面内に波形表示されてい る最大値と最小値を併せて表示します。 

 

・  を押すと  カーソルが左に移動します。その他は   キーと同様に扱います。 

注 

カ ー ソ ル 移 動 は 測 定 中 で も 行 え ま す が 、 HOLDキ ー を 押 し た 状 態 で 行 う と ,よ り スムーズにカーソル移動できます。 

- 16 -

 

③  画 面 上 の カ ー ソ ル ( 点 線 ) を 動 か す   AXIS を 上 記 に 続 い て 、 も う 1度 押 す と 2軸 の カ ー ソ ル を 動 か す モ ー ド に

入ります。実線に加え点線のカーソルが表示されます。このモードでは 点 線 の カ ー ソ ル が 移 動 し 、 実 線 と 点 線 の 2本 の カ ー ソ ル で 挟 ま れ た 間 の 時間が表示されます。 

・  を押すと  点線のカーソルが右に移動します。画面の右に突き当たると、右端でカ ーソルが停止します。 

・  を押すと  と逆に動きます。その他の扱いは上記と同様です。 

※ さ ら に 、 実 線 カ ー ソ ル を 移 動 し た い 場 合 は 、   AXIS を 2回 押 し て 「 カ ー ソ ル 移 動 モ ー ド (実 線 )」 に 切 り 換 え 、  

または   を 

押して移動します。  このとき、先に表示されている点線カーソルは消えず、画面上に残ります。  

●  カレンダーと時計時刻の修正手順  POWER

電 源 「 入 」   ON

直 後 、 次 の 画 面 に 切 り 替 わ る 間 の 2秒 以 内 に  

 ondition SetUp  SetUp  

を タ ッ チ す る と 日 付 と 時 刻 の 修 正 画 面 に ジ ャ ン プ し ま す 。  

〇 DATE

日 付 の 変 更 で す   DATE

変 更 部 分 を タ ッ チ し て ボ タ ン  

10   N NO OV.

2 012

00 : 0 0 : 00

で 増 減 し 「 SET」 を タ ッ チ し て 確 定 。   〇 PRINT

YES/NO

オ プ シ ョ ン の プ リ ン タ  

DATE

PRINT

 

YES YE S   NO

L C D

 

YES YE S   NO

(PR-332)に 日 付 を 印 刷  

「 す る /し な い 」 の 設 定 で す 。   〇 LCD

画 面 に 日 付 を 表 示 「 す る /し な い 」   の 設 定 で す 。   上 記 の PRINT設 定 と 同 様 手 法 で 設 定 で き ま す 。  

- 17 -

END

SET

 

7. 

高調波分析 

●  高調波モードに入る  OPTION-PROGRAMON を 押 す と 高 調 波 測 定 モ ー ド に 入 り ま す 。   DISP MODE を 押 す ご と に 電 圧 /電 流 の 高 調 波 を 数 値 或 い は グ ラ フ で 表 示 し ま す 。  

●  電圧、電流の数値とグラフ表示  表示は現在の高調波を示します。  ■高調波分析(電圧)  BAT.

■高調波分析(電流)  BAT.

10 DEC. 2012 00:00 :00 V   Harmonic Distortion Factor   13.3% f % f % 1   100.0   9   0. 3 2   0. 2   10   0. 1 3   11.4   11   0. 0 4   0. 2   12   0. 1 5   6. 2   13   0. 1 6   0. 0   14   0. 1 7   3. 2   15   0. 1 8   0. 1

HOLD   AVERAGE   RA N GE V - RA GE I-RANGE   AC   V

HOLD   AVERAGE   GE V - RRAA N GE I-RANGE   AC   I

ON   OF F ON   OF F 1 . 5V 5V   1 5 V 1 5 0 V 3 0 0 V AT 10mA   1 0 0 m A 1 A 5 A 2 0 A AT   HARM

■ 高 調 波 分 析 (電 圧 )  BAT. % 10 0

BAT. 10 DEC. 2012 00:00:00 I   Harmonic % Distortion Factor   13.2% 10 0

10

10

1

1 3

5

7

9

11

HOLD   ON   OF F AVERAGE   ON   OF F V-RANG E 1.5V 1.5V   1 5 V 1 5 0 V 3 0 0 V V-RANGE I-RANGE   10mA   1 0 0 m A 1 A 5 A 2 0 A

AC   V

 

ON   OF F ON   OF F 1 . 5V 5V   1 5 V 1 5 0 V 3 0 0 V AT 10mA   1 0 0 m A 1 A 5 A 2 0 A AT   HARM

■高調波分析(電流) 

1 0 D E C. 2 0 1 2 00 : 0 0 : 0 0 V   Harmonic Distortion Disto rtion Factor   13.3%

0. 1 1

10 DEC. 2012 00:00:00 I   Harmonic Distortion Factor   13.2% f % f %   9   0. 3 1   100.0 2   0. 1   10   0. 1 3   11.4   11   0. 2 4   0. 1   12   0. 2 5   5. 8   13   0. 1 6   0. 2   14   0. 1 7   3. 3   15   0. 2 8   0. 2

13

0. 1 1

15f

HOLD   AVERAGE   GE V - RRAA N GE I-RANGE   AC   I

AT AT

HARM

- 18 -

3

5

7

9

11

13

15f

ON   OF F ON   OF F 1 . 5V 5V   1 5 V 1 5 0 V 3 0 0 V AT 10mA   1 0 0 m A 1 A 5 A 2 0 A AT   HARM

 

8. 

オプション 

CDM-330Cの 機 能 を さ ら に 向 上 さ せ る 多

種多様なオプション類が揃っています。 

販売中のオプション  品名 

形式 

概略仕様 

①時間計モジュール 

MCS-330

ミリセコンドカウンタで動作状態 をタイミング図で表示 

② CTセ レ ク タ モ ジ ュ ー ル  

三 相 電 流 を ク ラ ン プ CTで 測 定 し ま

CT-03BU

す。  ③電圧-位相モジュール 

CAD-230(AC60V~ 120V)

電圧-電圧間の位相測定 

④電圧-位相モジュール 

CAD-240(AC50V~ 450V)

電圧-電圧間の位相測定 

⑤プリンタモジュール 

PR-332

画面のコピーができます。 

⑥マザーユニット 

TU-330

プリンタ等のオプションを内蔵 

⑦マザーユニット 

TU-331B

CDMと 組 合 せ 三 相 I,Φ 測 定 機 能 内 蔵  

⑧ DCク ラ ン プ CT

DCT-23

直流電流測定用クランプCT 

⑨ ACク ラ ン プ CT

CT-25C

ACク ラ ン プ CT本 体 に 1 本 付 属 し て い ます。 

⑩ ACク ラ ン プ CT

CT-23B

堅 牢 な ク ラ ン プ CTで す 。  

⑪ ACア ダ プ タ  

ACA-332

AC90~ 264V対 応  

⑫収納ケース 

TU-333

硬質ナイロンケース 

* 付 属 品 の ク ラ ン プ CT、 電 圧 リ ー ド 線 な ど も 単 品 販 売 し て い ま す 。   ご用命ください。 

- 19 -

 

■   時 間 計 モ ジ ュ ー ル ( M C S - 3 3 0)   リ レ ー の 動 作 時 間 な ど の 測 定 に 用 い る も の で 、 AC,DC、 無 電 圧 接 点 に 対 応 し て い ま す 。   測 定 モ ー ド は 次 の 3種 類 か ら 選 択 で き ま す 。   〇  イ ン タ ー バ ル : ス タ ー ト か ら ス ト ッ プ ま で の 時 間 を 測 定 。   〇  ワ ン シ ョ ッ ト : 現 象 の 立 ち 上 が り /下 が り か ら 信 号 が 再 び 変 化 す る ま で の 時 間 の 測 定 。   〇  ト レ イ ン : ONし て い る 時 間 ま た は そ の 逆 の 時 間 。  

装着位置  測定レンジ 

マ ザ ー ユ ニ ッ ト ( TU-330)   0.0ms~ 999.90ms~ 9.999S~ 99.99S~ 999.9S

自動桁上げ  回  路  数  入力端子 

ス タ ー ト 入 力 , ス ト ッ プ 入 力 の 2回 路   スタート,ストップ入力とも下記1組  CONTACT/DC/AC

入力信号 

無電圧接点  直流電圧 

メーク/ブレーク  いずれも可能  5~ 250V 印加/除去  いずれも可能  20~ 250V( 40~ 70Hz)  

交流電圧 

印加/除去  入力  無電圧接点  インピーダンス  直流電圧 

約 1KΩ ( ±12Vプ ル ア ッ プ )   約 100KΩ  

交流電圧  測定確度 

: ±( 1digit+ 5ms)  

スタート入力  入力端子  AC2000V

外形寸法 

約 100KΩ  

CONTACT/DC: ±( 1digit+ 200μ s)   A C

耐  電  圧  

いずれも可能 

W= 65

―   ―  

50/60Hz

1分 間  

H= 275

- 20 -

ストップ入力端子間  ケース間 

D= 105

 

■   C T セ レ ク タ モ ジ ュ ー ル ( C T - 0 3 B U)   三 相 電 流 ( 3要 素 ) の 電 流 を 電 圧 を 基 準 に し て 大 き さ と 位 相 角 を 測 定 す る モ ジ ュ ー ル で す 。   装着位置  ク ラ ン プ CTと  

マ ザ ー ユ ニ ッ ト ( TU-330)   プラグジャック式 

モ ジ ュ ー ル の 接 続   CT側 : プ ラ グ  

モジュール側:ジャック 

本体とモジュール  の 接 続   コ ネ ク タ で 接 続 ( TU-330)   入力負担 

ゼロ負担方式(誤差補償回路内蔵) 

周波数範囲 

45~ 65Hz

電流レンジ 

本体の電流測定入力に同様 

三 相 電 流 測 定 方 法   CT入 力 を ア ナ ロ グ ス イ ッ チ で ス キ ャ ン   測定確度 

電  流  ・ 10mAレンジ  ±10 digit (REAL) ・ 20A~ 0.1Aレンジ ±1.0% of range   (使 用 範 囲   レンジの 10~ 120%) 位相角  ・ 10mAレンジ  100%~ 120%に て ±6°  1mA下 が る ご と に ± 1°加 算   最 小 入 力 範 囲   2mA ・ 0.1/1/5/20A レンジ  2 0% ~ 1 2 0 % ± 5 °   ±6°  1 0% ~ 2 0 % ・ 電 圧 レ ン シ ゙  各 レンジの 30%~ 120%に 於 て 対 電 流 と の   位相角測定確度を保証  30%以 下 ~ 10%ま で 位 相 角 測 定 確 度 に ±1° を 加 算  

電 

源 

C DM 本 体 か ら 供 給   CT-03BU は 約 15mA消 費 し ま す 。  

耐  電  圧  

付属品  外形寸法 

鉄 心   ―  

二 次  

AC500V

50/60Hz

CT-25C

2台 付 属  

W= 60

1分 間  

H = 130

D= 105

・   確 度 は C T - 2 3 B ま た は C T - 2 5 Cを 使 用 し た と き の 値 で す 。   ・   確 度 は  AVG KEY ON 時 の 正 弦 波 入 力 の 保 証 値 で す 。  

- 21 -

 

■   電 圧 - 電 圧 位 相 モ ジ ュ ー ル ( CAD-230、 CAD-240)   電圧-電圧間の位相角を測定するモジュールです。  

装着位置 

C D M - 3 3 0 C レ ザ ー ケ ー ス , T U - 3 3 0, T U - 3 3 1 B

本体との接続  プラグジャック式  モジュール側:プラグ  形式  使用範囲  確 

本体側:ジャック  CAD-240*  

CAD-230 60V~ 120V

度 

50~ 450V

±3° ( 正 弦 波 に 於 い て )  

±5° ( 正 弦 波 に 於 い て )  

* 測 定 で き る 電 圧 は REF側 の 360Vま で と な り ま す 。   ( CDM本 体 の 性 能 は 超 え ら れ ま せ ん 。 )   CAD-240は 位 相 測 定 の た め の INPUT側 電 圧 と し て 450Vま で  

入 力 可 能 で す 。  

■   プ リ ン タ モ ジ ュ ー ル ( P R - 3 3 2)   CDM-330Cの 画 面 を コ ピ ー す る 高 速 グ ラ フ ィ ッ ク プ リ ン タ で す 。  

・  仕  様 

印字方式 

感熱ラインヘッド方式 

解  像   度  

8ド ッ ト / ㎜  

ドット構成 

384ド ッ ト / ラ イ ン *  

サーマルヘッド寿命  

30㎞ ( 対 印 字 磨 耗 )  

1画面の印刷 

約 10秒  

印 字 紙 (形 式 )

セ イ コ ー 電 子 工 業   TP058-09LJ3/H5

紙 巾 , 外 径 ,長 さ  

紙 巾 = 58( ㎜ )   外 径 = 30( ㎜ )   長 さ = 9( m)  

* CDM-330Cの 印 字 画 面 サ イ ズ は 320ド ッ ト / ラ イ ン に な り ま す 。   ・  付属品 

印 字 紙   1巻  

■   マ ザ ー ユ ニ ッ ト ( TU-330)   いろいろなオプションを収納できる大型のマザーユニットです。   CDM本 体 、 時 間 計 モ ジ ュ ー ル 、 C T セ レ ク タ モ ジ ュ ー ル 、 プ リ ン タ モ ジ ュ ー ル 、 ク ラ

ン プ CT等 全 オ プ シ ョ ン を 結 線 収 納 す る マ ザ ー ユ ニ ッ ト で す 。   寸  法 

W

H

D

400

170

300

- 22 -

 

■   マ ザ ー ユ ニ ッ ト ( TU-331B)   電 圧 対 電 圧 間 の 位 相 を 測 定 す る オ プ シ ョ ン モ ジ ュ ー ル C T - 0 3 B U( C T - 2 5 C

2台 付 属 ) を

組み込んだ小型のマザーユニットです。  CDM本 体 、 三 相 の 電 流 と 位 相 角 の 測 定 ( 組 込 済 ) 、 電 圧 - 位 相 モ ジ ュ ー ル 、 D C ク ラ

ン プ CT等 を 収 納 す る 小 型 の マ ザ ー ユ ニ ッ ト で す 。 キ ャ リ ン グ ケ ー ス と し て も 利 用 で き ます。  寸  法 

W

H

D

245

90

250

■   ACア ダ プ タ ( ACA-332)   CDMを 市 街 電 源 か ら 動 作 さ せ る ACア ダ プ タ で す 。   AC90V~ AC264Vに 対 応  

■   D C ク ラ ン プ C T ( D C T - 2 3)   直 流 電 流 測 定 用 の ク ラ ン プ CTで す 。   装着位置 

CDM本 体 に 接 続  

ク ラ ン プ CTと   本体の接続 

プラグジャック式  CT側 : プ ラ グ   本体側:ジャック 

CTの 出 力  

電圧出力  最  大 

20mV/20A 200mV/200A

内蔵電池 

ボタン電池 

2個  

電池寿命 

約 30時 間  

レ  ン   ジ  

20A/200Aの 2レ ン ジ  

確  度   注1 温度係数 

±3%  of range( レンジの 10% ~ 100% で 使 用 可 能 )   23℃ ±5℃ を 超 え る 0℃ ~ 40℃ に 於 い て  

LR44

(付属) 

0 .1 % / ℃  

耐 

圧 

ケ ー ス   ケ ー ス   AC1500V

外形寸法  注1

―   ―  

鉄 心   プ ラ グ  

50/60Hz

W= 48

1分 間  

H= 146

D= 20

  確 度 は CDM-330Cと 組 合 せ た 時 の 値 で す 。  

■   収 納 ケ ー ス ( TU-333)   CDM本 体 、 電 圧 - 位 相 モ ジ ュ ー ル 、 DCク ラ ン プ CT等 を 収 納 で き る ケ ー ス で す 。 キ ャ リ

ングケースとして利用できます。  寸  法 

W

H

295

234

D 95

(芯材内寸)  (芯材内寸) 

- 23 -

(芯材) 

 

9.  オプション装備のキー操作概説

 

(詳細は各々のオプションの説明書を御覧下さい)  

■   時 間 計 オ プ シ ョ ン ( 時 間 計 モ ジ ュ ー ル  MCS-330)   ・ OPTION MCS キ ー を 押 す と 時 間 測 定 モ ー ド に 入 り ま す 。 MCSモ ジ ュ ー ル は 、 接 点 、 交 流 、  

直 流 の 各 電 圧 入 力 に 対 応 し て い ま す 。 モ ー ド は 、 INTERVAL / ONE-SHOT / TRAINの 3 種類のモードがあります。 

〇   CDM本 体 の MCSキ ー を 押 す と 時 間 計 は リ セ ッ ト さ れ 、 INTERVAL モ ー ド ( STARTか ら STOPま で の 時 間 測 定 ) で 待 機 状 態 に な り ま す 。 ( 画 面 に STAND BYの 表 示 )   I N T E R V A L / O N E - S H O T / T R A I Nの 切 換 は  

キーにより行います。 

カ ウ ン ト 中 は BUSYが 表 示 さ れ STOPが 入 力 さ れ る と ガ イ ダ ン ス エ リ ア に ENDが 表 示 されます。  計数の結果は画面にロジック図と共に数値でも表示されます。  

■   CT SELECTOR ( CT SELECTORモ ジ ュ ー ル  CT-03BU)   ・ OPTION MODULEキ ー ( CT SELECTOR)   CT SELECTORキ ー を 押 す と 三 相 電 流 測 定 モ ー ド に 入 り ま す 。  

このモードでは、数値またはベクトル図表示のみ有効です。   位 相 角 の 基 準 は REFの 電 圧 に な っ て い ま す の で 画 面 に は こ れ を 含 め 4要 素 の ベ ク ト ル 図、或いは数値として表示します。  CT SELECTORは 、 接 続 さ れ て い る ク ラ ン プ CTを 順 次 ス キ ャ ン し て 測 定 し ま す の で 、  

多少の時間を必要とします。  ( CDMは リ ニ ュ ー ア ル の 本 モ デ ル か ら 高 速 CPUの 採 用 で 測 定 時 間 が 短 縮 さ れ ま し た 。 )  

■   V-PHASE

M O D U L E ( 電圧-電 電圧-電圧間 圧間位 位相測定モシ 相測定モシ ゙ ュ ー ル   C A D - 2 3 0 , C A D - 2 4 0 )

・ V - P H A S Eキ ー ( V - V Φ)   このキーを押すと電圧-電圧間の位相角を表示するモードに入ります。   こ の モ ー ド で は REFの 入 力 電 圧 を 位 相 角 と 併 せ て 表 示 し ま す 。   INPUT側 電 圧 の 大 き さ は 測 定 で き ま せ ん 。  

- 24 -

 

■   D C ク ラ ン プ C T ( D C T - 2 3)   直 流 電 流 測 定 用 の ク ラ ン プ CTで す 。   CDMの DC・ CTジ ャ ッ ク に プ ラ グ を 差 込 み   DC を 押 す と 、 DC 電 流 測 定 モ ー ド に 入 り ま す 。   VI DC電 流 測 定 モ ー ド は 、 交 流 電 流 測 定 モ ー ド と 同 じ よ う に 波 形 測 定 も 行 え ま す の で 、  

直流電流の過渡現象を補足してカーソル線を合せ、その位置の瞬時値を表示させるこ  

とができます。 

■   プ リ ン タ モ ジ ュ ー ル ( P R - 3 3 2)   CDM-330Cの 表 示 画 面 を プ リ ン ト す る 高 速 ラ イ ン プ リ ン タ で す 。   P R - 3 3 2 の P R I N T キ ー を 押 す と 画 面 が コ ピ ー さ れ ま す 。 プ リ ン ト 中 に 再 度 P R I N Tキ ー を 押

すとそれプリントを直ちに中断し、それ以後のデータはプリントされません。   注 意 : CDM-330Cの 印 字 サ イ ズ は  

縦 32(mm)

×  横 40(mm)

■   A C ク ラ ン プ C T ( C T - 2 3 B)   配線などを把握する場合は必ず被覆された上から行ってください。   付 属 の C T - 2 5 Cと は 、 耐 電 圧 以 外 は 電 気 的 性 能 は 同 等 で す 。 ( C T - 2 5 Cの 鉄 心 ― プ ラ グ 間 の 耐 電 圧 は A C 5 0 0 V, C T - 2 3 B は 1 5 0 0 V )   CT-25Cと 差 換 え て 使 用 で き ま す 。   C T - 2 5 Cは 、 ク ラ ン プ 部 が 9 0 度 曲 る 構 造 の た め 機 械 的 強 度 が や や 弱 く 、 取 扱 い に 注 意 が

必 要 で す が 、 C T - 2 3 Bは 固 定 さ れ 、 堅 牢 に 出 来 て い ま す 。  

■   A C ア ダ プ タ (ACA-332)   CDM-330Cの ACア ダ プ タ で す 。 CDMの 電 源 を 市 街 電 源 か ら 供 給 で き ま す 。   CDM-330C本 体 に 接 続 し 、 AC90~ 264Vに 対 応 し ま す 。  

- 25 -

 

■  プリント例  表示された結果をプリントした参考例です。 

10 DEC. 2012 00:00:00

11



5 3

HOLD   AVER AVERAGE AGE V-RANGE   I-RA I-RANGE NGE AC V

5 1 9V  

178.5 °

ON   OFF ON   OFF 1.5V 15V   150V   3 0 0 V 10mA 100mA 100mA 1A   5A   2 0 A I Φ F

HOLD   AVERAGE AVERAGE V-RANGE   I-RANGE I-RANGE AC W

AT AT

REAL

0. 3 1 1

 A

 

HOLD AVERAGE   V-RANGE   I-R I-RANGE ANGE AC V

REAL  

8 7 3 . 9 mW

0. 3 1 1   A

1 . 0 2 4 VA

 

1 . 0 0 9 VA

5 0 8. 9mvar   5 0 4. 4mvar

4 9 . 9 5   Hz

O N   OFF ON   OFF 1.5V   15V   1 5 0 V 3 0 0 V 10m 10mA A 100mA  100mA   1A   5 A 2 0 A I Φ F

0 . 8 6 8 PF

AT AT

 

ON   OFF ON   OFF 1.5V 1.5 V   15V 150V 300 V 10mA   1 0 0 m A 1 A 5 A 2 0 A

AT AT HARM

10 DEC. 2012 00:00:00 V Harmoni Harmonic c % Distortion Distortion Factor Factor 13.3% 100

HOLD   AVERAGE   V-RANGE V-RANGE I-RANGE   AC I

1

HOLD   AVERAGE   V-RANGE V-RANGE I-RANGE   AC V

5

7

9

11

ON   OFF ON   OFF 1.5V 1.5 V   15V 150V 300 V 10mA   1 0 0 m A 1 A 5 A 2 0 A

13

1 5f

AT AT HARM

ON   OFF ON   OFF 1.5V   1 5 V 1 5 0 V 3 0 0 V 1.5V 10mA   1 0 0 m A 1 A 5 A 2 0 A

0.1

AT AT

10 DEC. 2012 00:00:00 V V 110.1V I1 I1 5.003A 30 ° I3 I2 5.003A 150 ° I3 I2 5.006A 270 ° HOLD   ON   OFF AVE AVERAGE RAGE ON   OFF V-RANGE   1.5V 15V   150V   3 0 0 V AT I-R I-RANGE ANGE 10m 10mA A 100mA 1A  1A   5A   2 0 A AT AC CT-03BU

10 DEC. 2012 00:00:00 V 100.1 Φ

359 ° I 5.2mA

AT AT HARM

10 DEC. 2012 00:00:00 I Harmonic % Distortion Distortion Fac Factor tor 13.2% 100 10

3

AT AT

HOLD   ON   OFF AVERAGE   ON   OFF V-R V-RANGE ANGE 1.5V 1.5V   1 5 V 1 5 0 V 3 0 0 V I-RANGE   10mA   1 0 0 m A 1 A 5 A 2 0 A AC

10 DEC. 2012 00:00:00

1 1

0 . 8 6 6 PF

I Harmoni Harmonic c Distortion Distorti on Fac Factor tor 13.2% f % f % 1 100 .0 9 0 0. .3 2 0 .1 10 0.1 3 11 . 4 11 11 0 0. .2 4 0 .1 12 0.2 5 5 .8 13 0.1 6 0 .2 14 0.1 7 3 .3 15 0.2 8 0 .2

10

0.1

 

HOLD O N   OFF AVERAGE   ON   OFF V-RANGE   1.5V 15V   150V   3 0 0 V I-RANGE   10mA   1 0 0 m A 1 A 5 A 2 0 A AC W VA var PF

10 DEC. 2012 00:00:00 V Harmoni Harmonic c Distortion Distorti on Factor Factor 13.3% f % f % 1 100. 0 9 0. 0. 3 2 0. 2 10 0.1 3 11 . 4 11 11 0. 0. 0 4 0. 2 12 0.1 5 6. 2 13 0.1 6 0. 0 14 0.1 7 3. 2 15 0.1 8 0. 1 HOLD   AVERAGE   V-RANGE V-RANGE I-RANGE   AC V

AVRG

8 8 9 . 1 mW

0. 5 °  

AT AT

1 0. 8 4   V

0 ° 5 0 . 0   Hz

I

10 DEC. 2012 00:00:00

AVRG  

I 7.67mA

ON   OFF ON   OFF 1.5V 15V   150V   3 0 0 V 10mA 10 100mA 0mA 1A   5A   2 0 A V A   var PF

10 DEC. 2012 00:00:00

1 0.8 4   V

Φ

  86 4 PF

Hz

V

433 5 W

V 1.228V

252 9 var

5

10 DEC. 2012 00:00:00

10 DEC. 2012 00:00:00

HOLD   X-AXIS   V-RANGE   I-RANGE   AC

0 1 0 (mS) 2 0 ON   OFF 30mS   300mS 3S 1.5V 15V   150V   3 0 0 V 10mA   1 0 0 m A 1 A 5 A 2 0 A

 

30 AT AT

SAMPLE=100uS

10 DEC. 2012 00:00:00 START

STOP 0 1

HOLD   AVERAGE   V-RA V-RANGE NGE I-RANGE   AC I

3

5

7

9

11

ON   OFF ON   OFF 1.5V 1.5 V   15V 150V 300V 10mA   1 0 0 m A 1 A 5 A 2 0 A

- 26 -

13

AT AT HARM

(mS)

TI IM ME

15 f X-A AXI IS S STA STATUS TUS M OD OD E

100

37 7. .0 0m mS

10 0m m S   100mS   1S 10S 100S STA STAND-B ND-BY Y B BUSY USY   END   I NT NT ER ER VA VA L  L  O N NE E-S SH HO OT TR RA AI IN N

AT AT MC S

 

10.  

C D M 本 体  付 属 品  

付属品  ・   電 圧 リ ー ド 線 ( 1m) ×2本   ・   ク ラ ン プ CT

CT-25C( 1.2m) ×1

・  収納ケース 

×1

・   電   池 ( LR6)  

×8本  

(アルカリ電池)  ・  ク イ ッ ク マ ニ ュ ア ル  

×1

・  製 品 説 明 書 ( 仕 様 / 取 扱 方 法 )

×1(CD-ROM)

注 

電 池 は 必 ず LR6( ア ル カ リ 電 池 ) を 使 用 し て 下 さ い 。 マ ン ガ ン 電 池 を 使 用   すると使用時間(電池寿命)が、極端に短くなります。新旧の電池の混在、   マンガンとアルカリ電池の混在も避けて下さい。  尚 、 電 池 は 8本 使 用 し ま す 。   半 分 の 4本 で も 動 作 し ま す が 使 用 時 間 が 半 減 し ま す 。  

- 27 -

 

11.オ プ シ ョ ン 一 覧 、 消 耗 品 ・ 別 売 品 リ ス ト

 

(1)オ プ シ ョ ン 一 覧  

品名 

形式 

概略仕様 

①時間計モジュール 

MCS-330

ミリセコンドカウンタで動作状態 をタイミング図で表示 

② CTセ レ ク タ モ ジ ュ ー ル  

三 相 電 流 を ク ラ ン プ CTで 測 定 し ま

CT-03BU

す。  ③電圧-位相モジュール 

CAD-230(AC60V~ 120V)

電圧-電圧間の位相測定 

④電圧-位相モジュール 

CAD-240(AC50V~ 450V)

電圧-電圧間の位相測定 

⑤プリンタモジュール 

PR-332

画面のコピーができます。 

⑥マザーユニット 

TU-330

プリンタ等のオプションを内蔵 

⑦マザーユニット 

TU-331B

CDMと 組 合 せ 三 相 I,Φ 測 定 機 能 内 蔵  

⑧ DCク ラ ン プ CT

DCT-23

直 流 電 流 測 定 用 ク ラ ン プ CT

⑨ ACク ラ ン プ CT

CT-25C

ACク ラ ン プ CT本 体 に 1 本 付 属 し て い ます。 

⑩ ACク ラ ン プ CT

CT-23B

堅 牢 な ク ラ ン プ CTで す 。  

⑪ ACア ダ プ タ  

ACA-332

AC90~ 264V対 応  

⑫収納ケース 

TU-333

硬質ナイロンケース 

⑬クイックマニュアル 

(2)消 耗 品 及 び 別 売 品 リ ス ト  

・   電   池 ( LR6)   (アルカリ電池)  ・  収納ケース  ・   電 圧 リ ー ド 線 ( 赤 黒 リ ー ド 線 1m×1組 )   ・   CT-25C( 1.2m)   ・   PR-332プ リ ン タ ペ ー パ ー  

- 28 -

 

12.

各オプション個別仕様(取説含む) 

①  時 間 計 モ ジ ュ ー ル  

MCS-330

②   CTセ レ ク タ モ ジ ュ ー ル  

CT-03BU

③  電圧-位相モジュール 

CAD-230(AC60V~ 120V)

④  電圧-位相モジュール 

CAD-240(AC50V~ 450V)

⑤  プリンタモジュール 

PR-332

⑥  マザーユニット 

TU-330

⑦  マザーユニット 

TU-331B

⑧   DCク ラ ン プ CT

DCT-23

⑨   ACク ラ ン プ CT

CT-25C

⑩   ACク ラ ン プ CT

CT-23B

⑪   ACア ダ プ タ  

ACA-332

⑫  収 納 ケ ー ス  

TU-333

* ⑧ ~ ⑫ は CDM-330C本 体 の 説 明 書 を ご 覧 下 さ い 。  

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